卒業した小学校に恩返し

35年ぶりに、母校の小学校に行きました。

学習院大学のアクティブラーニング研究会の一員として

研究授業の参観で訪れました。

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実は自分の母校が、

以前の私は、近寄りたくもない

考えるのもつらくなるそんな場所でした。

 

*******

 

小学5年の時の僕は

いじめられっ子でした。

 

「おい、下村お前はこっち来るなよー」

 

クラスの女の子にまでそう言われ

自信は粉々でした。

 

担任の先生のつけた僕のあだなは

「おかま」。

学校に行くのが恐ろしくて

たまらなかったです。

 

先生が怖くなった私は

成績もどんどん下降していき

漢字テストはいつも20点くらいでした。

 

*****

この小学校時代があったからこそ

僕はできない子の気持ちや

いじめられる子供の気持ちが

よくわかるようになりました。

 

 

人への優しさもここから育まれたと思うし

勉強が嫌いな子へ、どんな風な教え方をすれば

楽しくて、わかるようになるか

そんなコツを体得しました。

 

ずっとつらかった小学校時代の僕が

頑張ってくれたからこそ

今の自分の人格が作られたのです。

 

 

僕は小学校時代の自分を

「なんて弱虫で情けない」

そんなふうに否定し続けてきたけれど、

 

今はあの当時の自分に

こう伝えたいです。

 

「君が頑張ってくれたから、今の僕がある。

 

あんなにつらい時期を

一生懸命に生きてくれて本当にありがとう。

 

君のような男の子を

勇気のある子と言うんだよ。」

 

 

そんな声を自分にかけられるようになると

子ども時代の自分の心から

暖かい涙があふれだし、

孤独や辛さ、さみしさに

凍り付いていた冷たい心が

 

少しずつ温まりはじめ

いつしかポカポカとして

いくのを感じます。

 

自分を許すとはこういうことなのですね。

 

 

******

僕はアクティブラーニング研究会の一員として

母校の門をくぐりました。

 

 

小学生の頃の辛かったことを

感じることはもうありません。

 

むしろ、ここで僕の魂が磨かれたことに

感謝したい気持ちが沸いてきました。

 

 

僕たちは3年生の授業を参観しました。

 

そして研究協議会にも参加して

先生たちと一緒に学びました。

 

 

僕のまなざしは学校で頑張る先生たちを応援し

懸命に学ぶ子どもたちを応援し

 

そして自分にできることで

この学校に貢献しよう!

 

そんな純粋な気持ちでいっぱいになりました。

 

どうして僕はこんなに変わってきたのだろう。

 

一つ言えるのは

今の自分が幸せを感じているからです。

 

幸せな自分は幸せを探しています。

 

以前の私は不幸を感じていました。

 

その瞬間の不幸だけではなく

人生をさかのぼって

子ども時代の不幸まで

思い出して味わっていたのです。

 

 

それは、そうしないといられない

何かがあったのです。

 

 

でも、それが消えていったのは

頑張っていた小学5年生の少年の自分に対して

 

すべてを受けいれて、抱きしめることができたからです。

 

 

感情の蓋はきつく締めてしまうと

どこかで苦しくなるものです。

 

頑張ることを一度手放して

心の中を深く掘り下げること。

 

その時の自分を安心安全な場で

さらけ出し、受け入れられたときに

人はしなやかな強さを

手に入れることができます。

 

 

「現状100点 未来無限大」

 

私の通っているコーチングスクールの

大切な教えの一つです。

 

 

私たちはいつもパーフェクトなのです。

私たちは、不完全で完璧なのです。

 

「不完全で完璧」

 

この言葉をそのままに

受け入れられたときに

私たちは生き方がぐんと楽になります。

 

そしてただ自分らしく生きればいいことに

気づき始めます。

 

私たちはみんな

「自分らしく」生きればいいのです。

 

自分以外の者にはなれないし

なる必要もないのです。

 

 

ただ自分であること。

 

「これが好き」

「これが嫌い」

 

「これをやりたい」

「これをやりたくない」

 

そんな心の声に

耳を澄ませばいいのです。

 

 

子どもたちは、大人よりも

ずっと直感がさえわたっています。

 

その直感をぐんと伸ばすことができたら

すごい能力が発揮されれるでしょう。

 

人間は左脳だけでは

右脳もバランスよく

能力が発揮できた時に

ものすごい満足感を得られるでしょう。

 

私たちはそんな学びを

日本中に広めていきたいです。

 

ワクワクと熱中して学ぶ子どもたち。

ゲラゲラと思い切り遊ぶ子どもたち。

 

そんなワクワクとゲラゲラが

一体となった大人たちで

日本がいっぱいになった時に

 

この国はぐんぐんと変わり始めるでしょう。

 

それはなぜかというと

頭だけで考えるのではなく

心や体を大切にして生きているからです。

 

 

私たちは命を持っています。

それがコンピュータと人間の決定的な違いです。

 

命のある私たちが

ほかの生き物の生命に思いをはせて

より良い生き方を探求するからこそ

 

この地球は昨日よりも

一歩素敵な未来に前進していくのです。

 

21世紀のキーワードは

多様性と共存です。

 

いじめなんていう言葉は

競争が優先された

20世紀の古い考え方です。

 

21世紀の私たちは

与えられた自分たちの命を

自分らしく輝かせるために

 

学び、遊び、働くのです。

 

そんな世の中を

みんなで手を取り合って

進むのです。

 

それが私にとっての

神様との約束なのです。

 

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