【子どもにあった学び場を、日本に広めていこうプロジェクト】
子ども時代の一日一日は
本当に、かけがえのないものです。
学びには、
とても大事な要素が4つあります。
1 誰に学ぶか?
2 どこで学ぶか?
3 誰と学ぶか?
4 何を学ぶか?
この大切な学びの選択権が
学校では、子ども達には与えられていません。
1 誰から学ぶか?
子どもたちも親も
担任の先生を選べません。
どの先生から学べるかは
運試しです。
2 どこで学ぶか?
学校選択制はあっても
本当に学びたい場所は
選択肢の中には入っていません。
教室だけではなく
森の中、畳の上、静かなテーブル
体を動かしながら、
ドリンクを飲みながら学ぶこと
神格化した精神論を少し見直してみると
学びは楽しくなると思いませんか?
3 誰と学ぶか?
学校の教室は同年齢の子供ばかり。
もっと、いろいろな人と学んだら
楽しくなると思いませんか?
もちろん同年齢同士の関わりは
独特の楽しさもありますが……。
いっしょにいたくない人と一緒に
教室で、決まった机の近くで
一緒に一日中過ごすのは
大人でもものすごいストレスになります。
同質な仲間がいて、
「みんなと仲良くしましょう」よりも
異質な仲間がいて
「いろいろな人と 友達になろう!」のほうが
何か学びが大きそうだと思いませんか?
4 何を学ぶか?
日本の教科書はよくできていると
いわれています。
でも、一つ欠点があるとすれば
教科書を夢中で読む子供はあまりいません。
一方で、漫画やゲームは、
やめろと言っても、やる子が絶えません。
それは、なぜでしょう?
子供が何が好きで、どんなことに興味があって
どうしたらワクワクするのかを
漫画やゲームの世界で働く大人は
真剣に追及しているのです。
教科書は、よくできていますが、
どうしても世界が限られてしまいます。
今はネットの時代です。
教科書+ネット検索で
世界はぐんと広がります。
そして、リアルに世界の人のところに出かけ
言葉を交わす中で、感じたもの。
そんなスタイルのマナビがあってもいいと思いませんか?
そして本当に学びたいことを
納得いくまで学ぶことができない今の学校。
学びとは「子供に教えたいことを伝える」のではなく
子供が学びたいこと学ぶことなのです。
社会の姿を知っていくことです。
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21世紀の世の中の
キーワードは多様化です。
多様化する価値観を認め合って
生きていく力。
多様化するそれぞれが
互いに助け合いながら
新しいものを生み出していく
そんな現実を作っていくことが大切です。
学校では、先生たちは頑張っています。
でも、この問題は頑張るだけでは
何も解決しません。
むしろ、頑張ることや
原因の追及をやめて
「ではどんな未来を創っていこうか」と
みんなで過去ではなく未来を向けた時に、
新しい「何か」が誕生します。
その「何か」を生み出すのは誰でしょうか?
それは、私たちの会話の中から生まれるのです。
