ワンモア・スクールとしての機能
最近の子どもたちは
自分を主張する子が少ない。
そんなことが言われていますが
果たして本当でしょうか?
子どもたちが、学校で選べないものが
あります。
・担任の先生
・クラスの友達
・学習内容
・どこで学ぶか。
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学校は社会性を学ぶ場だといわれていますが
学校でいう社会性とは、
多くの場合、規律を守ることです。
ルールについて、
どうしてそのルールが必要なのか
子どもたちが、納得できるまで話されることは
なかなかありません。
「どうして子どもは勉強をするのですか?」
「どうしてこのルールはあるのですか?」
この場合の「どうして(WHY)」は
「何のために」。
一番、大切な問いをよく考えないままに
多くの子どもたちは
大人になっていきます。
学校の場合、カリキュラムが初めから決まっていて
勉強することは初めから決まっているので
「なぜ勉強するのか?」の答えは
「ルールで決まっているから」
となってしまいます。
でも、考えてみてください。
答えはたった一つでしょうか?
「ルールで決まっているから」以上の
答えを先生も、子どもたちも
うんと考えて、
みんなで声にして、
「なぜ学ぶかを考える」
そんなクラスがあっても
いいと思いませんか?
学校を選ぶことは、
子どもたちにはできません。
(学校選択制により、選んだとしても
どれも同じタイプの学校だったら、
あまり選ぶ意味はありません)
一方、塾や習い事は
選ぶことができます。
今の世の中は、価値観が多様化しています。
だからこそ、昼間子どもたちが通う
学校の学び方も変わっていかなければ
なりません。
僕も小学校の先生の時に、
学校の学びを変えていこうと
頑張りましたが、
学校組織は、一個人の先生が変えようと
頑張っても、簡単には変わりません。
これは、子どもがまさに学齢期の親御さんであれば
その思いは、切実でしょう。
教育改革は、政治や財政、
既存の常識があって、
ゆっくりとしか進んでいきません。
10年、20年先を見据えて変えることは
大切ですが、
そんなことを待っている間に、
子どもたちは大人になってしまいます。
現代は「理想の教育を選ぶ時代」です。
不登校の子どもたちは
「かわいそう」「不真面目」という
イメージが社会にありますが、
真実とは言えません。
僕は、不登校を選択した子どもたちは
ものすごく勇気があると思います。
どうしても行きたくない会社に通う
サラリーマンと
歯を食いしばって
いやいや学校に通う子どもたち。
こんな土壌が、もしかすると
ブラック企業や自殺者3万人の
温床になっているのかもしれません。
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普通通りに学校に通っている
子どもたちにも
選べる学び場が、これからは必要となります。
「子ども時代に、、
学校で先生に1時間以上
黙って話を聞いてもらったことはありますか?」
「一日中、
朝から帰るまで、
好きな勉強や遊びだけをして
のびのびと、スッキリとした気分で
学校で過ごしたことはありますか?」
「どうして勉強するのか
子供時代に納得のいくまで
話し合えた経験はありますか」
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さくらんぼ学園は
不登校の子どもたちのだけの
学校ではありません。
(こんな子どもにオススメです)
・本気で好きな学びを追求したい。
・自分の中の可能性を
信じられる仲間や大人に囲まれて
開花させたい。
・誰もが大切にされる空気の中で
安心して過ごしたい。
ちょっとでも関心があったら
さくらんぼ学園のHPをのぞいてみてください。
さくらんぼ学園は、子どもたちが
自分たちの望む未来を手に入れるために
自分たちで「しつもん」を作り、
それに答えながら、
生活をしています。
人に決められるのではなく、
自分で決めた人生を
一歩踏み出しています。
学校とは別に、
第3の学び場があると
人生が楽になりますよ。
海外に留学しなくても
フィンランドや
アメリカのサドベリースクールの
空気が味わえるでしょう。
そして、それは、
世界の教育が大切にしている
空気なのです。
