全国一斉休校と 3月のさくらんぼ学園

2月27日夕方の

総理の休校要請で、全国の教育関係機関は

大いに揺れました。

 

さくらんぼ学園のスタッフとして

「どうすればいいのか?」

私もとても揺れました。

そんな時にはどうするか?

ここはデモクラテックスクール。

そう、答えは一つ。

困った時にはみんなで相談をするのです。

2月28日(金)に子供達とミーティングを

開きました。

議題は

「3月2日からさくらんぼ学園をどうするか?」

 

いろんな意見が出ました。

 

「コロナウイルス は危険だから、しばらく休んだほうがいい」

「俺は来たい。自分で注意すればいい」

「私も休んだほうがいい。でも、教えてもらうのは続けたい」

様々です。

「しーもんはどうなの?」と

聞かれ私の意見も伝えました。

 

「今回の要請は、大事だと思うけれど

学童保育や保育所は開いているから

まだ本当に危険とは言えないと思う

さくらんぼに来たい人がいれば

開けようと思っている」

 

「僕は、閉めたほうがいいと思う」

「僕は来たい」

「私は閉めたほうがいいと思うけれど、

来たい人がいればその人が通うのは認めたい」

そんなやりとりを重ねるうちに、

見えてきたことがあります。

 

コロナウイルス に感染したい人は誰もいないこと

これは、このミーティングに出た

みんなの共通の思いでした。

 

さくらんぼのみんなが感染しないようにしたい

これも、みんなの共通の思いでした。

 

きたい人がいれば、開ける。

そういう方向に話し合いが進んでいきました。

 

そこで、開ける場合には

どういう条件をつけるかに

話は移っていきました。

 

感染予防のために

・スクールについたら石鹸で手を洗う

・食事前、トイレの後も石鹸で手を洗う

・朝のミーテイングの後に、3分間、

 持ち物や机の周りなどを全員でアルコールで拭く

・朝、12時、14時に空気を喚起する

・お弁当は、開けたままにしない

 

こうしたことが決まっていきました。

 

さて、マスクは?

「俺マスクはやだ!」

「マスクはしてほしい」

こんなやり取りの末に、

マスクの着用は義務化されませんでしたが

「マスクをつけてほしい人がいること考慮する」が

確認されました。

 

また、

・身近なところで感染者が出る

・保育所や学童保育も閉所になる

などの状況では、休校もあり得る

こうした条件もつきました。

 

結果的に、さくらんぼは今まで通り、

3月25日まで開催することになりました。

 

*****

スタッフの私は、以前は

公立学校に勤務していました。

 

その時には上からの通達には

「子どもたちの意見」がどうであろうと

「一教員の考え」がどうであろうと

従わざるを得ませんでした。

 

「おかしいな?」と思うことでも

決定に従わざるを得ませんでした。

 

そもそも、意見を出し合って、

より良い決断を導くというプロセスは

職員室には、ありませんでした。

 

教育委員会が決めたことに

従うこと

 

それしか選択肢がありませんでした。

 

****

今回、さくらんぼで行なった話し合いを

私はとても価値あることだと思います。

学校が3月2日以降も開かれた結果ではなく

みんなで納得いくまで話し合って決めたことに

とても価値があると思います。

自分たちで決めるから

自分たちで責任も持つ。

大人が決めたから従う

ではなく

「自分たちで責任を持って決めた」

そのことが、とても大事だと思うのです。

 

この決断が、妥当なのかどうかは

時間が経過していく中で気づくことです。

100パーセントの間違えのない判断は

ありえません。

どんな決断をしようと、後から気づくことはあります。

だからこそ、自分で決めることは

ちょっとドキドキもするけれど

その責任を持つから

自由を行使できるのだと思います。

 

人間は誰でも「主体性」を持っています。

主体性とは、「自分はどうしたいのか?」を

自分に問うことです。

 

スクールは、たくさんの人が

共に過ごす場です。

「どうしたい?」

「何を大切にしているのか?」

人、それぞれ色々な価値観があります。

 

人の数だけ、視点も増えていきます。

だから、みんなで話し合っていく。

 

「自分はどうしたい?」が話し合いを通して

見え方が多角的、重層的になって、

最初の意見と変わっていく。

 

それこそが、話し合いの中で

生まれる学びです。

こうした日々の積み重ねが

「デモクラテックスクール」の

生命線だと思うのだ。

 

******

さくらんぼ学園の生徒たちは、

いつも、思い思いに過ごしています。

そうした中で、「自分自身の学びを追求」しています。

 

今回のように「みんなのことを話し合って決めていく」

こうした「民主主義についての学び」もあります。

 

どちらが大切か?

私はどちらも大切だと思います。

私は、この二つを大切にしている

「デモクラテックスクールさくらんぼ学園」を

ちょっぴりと誇りに思います。(←自画自賛で失礼します)

 

ということで

3月2日以降も さくらんぼ学園は

開校しています。

 

全国の公立学校は、

一足早い春休みになりました。

こんな時だからこそ、

このスクールで、学んでみたいと考えている

子どもの皆さん

一度、見学に来ませんか?

 

(文責)スタッフ しーもん

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

中学生3名

小学生3名

合わせて6名です。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

神奈川県・相模原市、府中市、多摩市

八王子市の子どもたち

今までには、

武蔵大和市、日野市、町田市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
子どもにあった学校を見つけたい

こんな教育だったら

体験したい!

いいなーと思ったら

気軽にお問い合わせください

 

 

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