「子ども予算でお菓子を買いたい」という発言にスタッフの心が揺れた

「子ども予算でお菓子を買いたい」という発言にスタッフの心が揺れた

今日のミーティングで子どもの一人が
「お菓子を買いに行きたいから、
予算から500円を欲しい」と要求がありました。

この前の月曜にも予算を請求して
今日(金曜)にも請求して
スタッフの私には、ひっかかかるものがあり
素直に賛成できません。

なぜだろう?

これが、参考者や工作の材料を買う予算だったり
誰かに何かを習うための講師代の請求だったら
また違った考えを持っただろうが
なぜかお菓子には素直に賛成できない私がいます。

もっと有意義にお金を使って欲しいという思いが
あるのでしょうか。

「食べたいから」という理由以外の
理由を聞きたいからでしょうか。

(この有意義なことを求めたり
ちゃんとした理由を求める大人の心理は
時に厄介です。)

ミーティングでは、私もうまく言語化をできずに、
もっと言語化して
伝えることに。

別な生徒からは
「個人が参考書を買う場合は認められるのに、
お菓子を買うのは認められないのはおかしい」
という意見も出ました。

お菓子<勉強
みたいな構図が私の中に
根強くあるのでしょう。

私は反対意見を引っ込め
予算請求は認められました。

****

午後、お菓子を買うメンバーと一緒に
買い物に行きました。

買い物は一人で行ってもいいし、
子ども同士、またはスタッフと行くなど、
好きな選択肢を選べます。

今日は、スタッフの私が別の用で買い物があって
メンバーがそれに付き合ったので
用事を済ませた帰り道に
一緒に近所のスーパーに行きました。

彼は500円の予算で
どんなお菓子が買えるか
お菓子の棚を前にあれこれと計算をしています。

留守番しているメンバーに
アレルギーの子がいるので、
卵が入っているかを
確かめます。

一度買おうとしたお菓子をやめて
またシミレーションを繰り返して、
じっくり時間をかけて
納得いくまでお菓子を選びます。

セルフレジで自分で商品をスキャンし、
もらった予算を支払い、
お釣りとレシートを受け取る。

最近はレジ袋をくれないので、
細かいお菓子はビニール袋に入れます。

9月の残暑の太陽の日差しが厳しい中を、
「暑いなあ」
「自転車でくればよかったなあ」などと
話しながら帰ってきました。

スクールに到着すると
早速お菓子はみんなが集う
テーブルの上に広げます。

このお菓子はまずいなあ
これは2度と買わないとか

やっぱりこの飴はうまいとか
素直な気持ちを
楽しそうに表現しています。

帰りのミーティングの後には
レシートを提出して、会計簿に
使ったお金と残金を記入して
子ども予算の額と、子ども予算の残金があっているか
確かめます。

お金を使うことで、生まれる
いろいろな体験。

お金を使うことでしか
学べないことがあります。

私はそんなことに気が付きました。

お金を上手に使うというと
戦前生まれの両親を持つ私には
まず第一に、「節約」という言葉が思い浮かびますが

「節約」をするだけでは
お金を使うことは上手にはなりません。

これはきっと大人もビジネスで
会社のお金を動かすことで
本気になるのと
ちょっと似ていると思います。

念のために言っておくと
お金を使う活動が
算数的な活動だから、
学びがあるというわけではありません。

お金を使うことでしか
できない活動があります。

お金を使うことに、
反対意見があっても
お金を使う理由を述べて
周りの人を説得していくことは
会社や政治の世界の予算折衝と
よく似ています。

お金は不思議です。
人を本気にさせる力があります。

どうして、私はお菓子を買いたいという発言に
100%の賛成を示せなかったのだろう?

せっかく貯めたお金がなくなるという
お金に対するブロックがあるのかもしれません。

この辺はよくよく自分自身を
もう一度見つめてみます。

今日はお菓子を買うことで
スタッフの気持ちが揺れたことについて
告白のような記事となりました。

皆さんは、似たような体験はありますか?

ご意見感想あれば、
お伝えください

文責 スタッフ
しーもん

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

小学生2名

合わせて3名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市の

子どもたち

今までには、

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、町田市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
子どもにあった学校を見つけたい

こんな教育だったら

体験したい!

いいなーと思ったら

気軽にお問い合わせください

 

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