子どもがそのままで丸ごと受け入れられる場

さくらんぼ学園は、こんなスクールを目指しています。

○子どもがそのままで丸ごと受け入れられる場
○自分を成長させていく場
○一人一人の個性や好き嫌いを話し合いを通してうけいれていく場

今日はこの中で、
「子どもがそのままで丸ごと受け入れられる場」について
考えてみます。

皆さんはどんな時に子育てをしていて嬉しいと思うでしょうか?

・いい友達に囲まれている
・優しい子に育った。
・好きなことに熱中している
・勉強も頑張っている

たとえばこんなことが挙げられるでしょう

でも、そうじゃない時もあるでしょう。

・友達に意地悪をする
・ひどい言葉をぶつけている
・やる気が見られない
・勉強をしようとしない

こんなふうに親の期待と逆な時はどうでしょう?

おそらく、ガッカリしたり、
残念に思うのでないでしょうか?

でも、ここでちょっと考えておきたいのは
そんな時、実は子ども自身「困っている」のかもしれません。

周りの支えや理解が必要な時なのかもしれません。

〇〇だから認められる
というのを「条件付き愛」と言います。

〇〇ではないけれども認められる
それを「無条件の愛」と言います。

神ならぬ人間には、
無条件に人を愛することは、
なかなかできることではありません。

でも、そうした無条件に愛されること、認められることが
人の成長にはとても大事なことも事実でしょう。

子どもはよく誰かに認められるために頑張ります。

それはそれで、大事な側面もありますが
それだと基準はいつも外側にあります。

褒められるために、認められるために頑張りが続くと、
疲れてしまいます。

「自分が本当は何が好きで
何をもっとめているのか?」

それを見失ってしまうこともあるでしょう。

子育てが困難な時、
例えば
「ひどい言葉をぶつける」
「勉強をしない」
「やる気が見えない」

そうした時には
目に見えることにばかり目をやるのではなく

その子の根っこにある
「世界に一つの大切な命」
「世界に一つの大切な個性」
そうしたものを思い出し

それがゆっくりと育つことを思い出すことではないでしょうか?
人が育つためには時間がかかることを思い出して
ただ見守ることではないでしょうか?

これは言葉でいうほど簡単なことではありません。
でも、こうしたことを思い出すことは
とても大事なことに私は思います。

子どもは(人間は)、植物がそうであるように
ゆっくりとその人のペースで
一歩一歩成長しています。

それを信じるからこそ、
人も芽が出て花が開くのでしょう。

子育てや教育は
ただ、「できる子」を作ればいいのではありません。
ただ「役に立つ子」を育てればいいのではありません。

もっともっと、その奥にある
「大切なもの」が子育てや教育には
秘められているように思います。

今の私には、「それが何か?」を表す言葉は
まだ見つかりませんが
このことはずっとずっと求め、考えていきたいと思います。

文責 スタッフ
しーもん

 

写真は、さくらんぼ学園の庭で育てている

エンドウマメです。

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

合わせて2名の小さなフリースクールです。

(このほかに小学生ビジター2名

中学生ビジターが2名がいます)

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、府中市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、調布市、町田市

武蔵大和市、日野市、など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
子どもにあった学校を見つけたい

こんな教育だったら

体験したい!

いいなーと思ったら

気軽にお問い合わせください

ともに学ぶということ

スタッフをしている私は、

以前のいつもこんなふうに考えていました。

自分が、人の何倍も努力をして、実力をつけることで、

人の役に立ち、人を導ける存在になれると思っていました。

人よりも優れたものになれば、人の役に立てる。

私にとって人の役に立つことは、自分の存在証明でもありました。

そう、私にとって、何かを頑張るということの先には、誰かに承認を得る大きな手段だったのです。

そのために、私は優れたものを目指して

努力を続けていたのです。

 

優れたものを目指すその考え方の根底には、

人との競争が浮かび上がってきます。

私の中では実は優越感と劣等感とが両天秤のように揺れ動いていたのです。

でも、ここで考えたいことがあります。

人よりも優れたものでなければ、

人の役に立てないのでしょうか。

もしそうだとすれば、人の社会は、上下関係の世界になってしまいます。

社会とはなにか?

優れたリーダが導くピラミッド型社会もありますが、

人々がお互いに助け合いともに歩むサークル型の社会もあります。

サークル型社会では、人はなんのために学ぶかというと、

人の上に立つリーダーを目指すというよりも、

自分の好きなことや関心のあることを極めていくためです。

人は自分の好きなことや得意なことを見つけて、

それに励めばいいのではないでしょうか?

そして、それぞれがお互いに刺激を受け合う。

それで良いのではないでしょうか。

実用的に役に立つ、役に立たないというよりも、

その人がそこにいるという「存在」こそが最も尊いことなのです。

たとえ、お父さんが失業していても、

お母さんが家事をしなくても、

子どもが学校に行かなくても、

それでその人たちの「存在価値」がなくなってしまうほど、

私たちの人間社会は実用だけで

成り立っているわけではありません。
ただ、そこに人が生きている。

ただそれだけの平凡なことが、

どれだけ人の役に立っているのでしょう。
「ともに学ぶ」とは、

一緒に何かの勉強をすることだけではありません。

人がいるからしか感じられない「何か」。

それは、「語り合うこと」だけではなく、

その人がいるからこそ感じる「空気」かもしれません。

あなたがそこにいること、私がそこにいること。

そこで感じるいろいろなこと、

それを学び合うことが、学びの根底にあると思います。

それが「ともに学ぶ」ということです。
人と人が排除したり、されたりせずにともにあること。

いろいろな価値観を持った人がともに過ごすこと

「今」を感じて、「命」を感じて生きること

そうした学びこそ、今の世の中で、

大切なのではないでしょうか。

文責 スタッフ
しーもん

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生3名

合わせて5名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市、調布市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
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マイペースでいい

さくらんぼ学園の特徴をあげるとすれば
その一つは
「マイペース」ということ。

友達どうして、同じゲームをしている子もいれば
ひとりで好きな動画を見たり、好きな勉強をしている子もいます。

10時過ぎにお弁当を食べる子もいれば
14時ごろになって、お昼を食べる子もいます。

勉強に熱中している子もいれば
遊びに夢中な子もいます。

これはすごく大事なことだと
スタッフの私はよく思います。

なぜかというと、人の好みや能力はそれぞれで
自分で決めて好きなことを、好きな時にやるのが
一番その人が成長すると思うのです。

規則正しく、何かをやるというのは
大切な学習方法だけれども

思った時にすぐに始めるというのも
大事な学び方だと思うのです。

誰かの決めた時間割の中で
細切れに積み上げていくのも一つのやり方だけど

自分で思うだけやったり、早めにやめたり
そんな「自由に」「自分で決める」ことも
とても大事なことだと思うのです。

教育には
「導く」部分と「引き出す」部分があるといわれます。

このどちらも大事な要素ですが、
さくらんぼ学園の特徴は
「自分」で「自分を導き」、
「自分」で「自分を引き出し」ているのかもしれません。

さくらんぼ学園の学びは
学校のようにきちんとカリキュラムがあり、
計画されたプログラムの教育ではありませんが

子どもたちが
自分の個性を発揮して、ゆっくりとした時間の中で
自分の好きなことを探したり、好きなことに没頭する中で
その子の持つ「その人らしさ」が育つように思います。

文責
スタッフ しーもん

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生3名

合わせて5名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市、調布市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
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なぐさめの時間

ネットサーフィンをしたり、ゲームにハマったり、
漫画をずーーと読んだり、お菓子をぼりぼり食べたり
午前中ずっと寝ていたり……。

いわゆるだらだら過ごすこと。

こうした生産的でないことに
多くの時間を消費すると、

ちょっと、いや、かなり残念な気持ちになることはありませんか?

では、こうした一見不必要に思える時間は
ない方がいいのでしょうか?

私は、こうした時間があるから
人間はバランスを取れるのだと思います。

人は、つらいことやしんどいことがあっても
あのドラマの続きを見たい
あのゲームをしたい
そんなちょっとした「ささいな喜び」

何かを忘れられる瞬間があるから
大変な時をなんとかやり過ごせるのだと思います。

人にはそうした「なぐさみ」がとても大事だと思うのです。

それはあたたかい人といて嫌な気持ちが
ほぐれていくのにも似た感覚だと思います。

そんな「なぐさみ」があるから
人はリラックスして、その人の「あるがまま」に
繋がれるだと思います。

勉強をする、働く、運動をする、仲間と活動する
そうした「リア充」的な時間は素敵だけど

ちょっとサブカル的な、一見すると無駄な時間を
持てることも同じくらい大事なことだと思います。

さくらんぼ学園では
メンバーが自分の好きなことをして過ごしています。

勉強に取り組んでいる子がいる一方で
フォートナイト 、ニンジャら、スプラトゥーン 、
マイクラ、マリオカート……。
いろいろなゲームの音が部屋の中から聞こえます。

「くそ〜〜!」
「やったー!」
そんな声も聞こえます。

イヤホンをして動画の世界に没頭している人もいます。

いわゆる「普通の学校」では
「指導」が入るようなことが
自由に追求できます。

子どもがずっとゲームをしたり、
ずーーと動画を見てたりすると
親とすると「もっと違うことをしてほしい」と
思う人が多いようです。

でも、こうした時間は子どもにとって大切な時間です。

子どもは、自分がいつか大人になることを
ちゃんと知っています。

自分がどうするかを自分で考える。
自分で決める。
それがとても大事だと思うのです。

学問も大事だし
文化も大事です。

子どもたちは大人の思ったのとは
違う道を通ってそれぞれが成長していきます。

そのことを知っていることが
親や教育に携わるものは
心に留めてもいいのではないでしょうか。

そんなことを考えつつ、子どもたちとの
時間を過ごしています。

(文責 スタッフしーもん)

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生2名

合わせて4名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

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さくらんぼ学園は、だれのためにあるのか?

さくらんぼ学園には、みんなで一斉に学ぶ授業がありません。
どうしてでしょか?

「学ばなくていい」と思っているからではありません。

もともと、子どもとは、もっと大きく捉えると人間とは、学ぶことが大好きな生き物です。

小学校に入学したばかりの子どもたちは、「はい!」「はい!」と元気に手をあげて、新しい漢字やいろいろな計算を覚えたりする中に、自分の成長を実感して満足や喜びを感じるのではないでしょか。

子どもが勉強を嫌いになってしまう一因は、子どもの気分とお構いなく学びが強制的でだったり、先生が中心の一方的な学びだったり、人と比べられて「できる・できない」が突き付けられることが大きな原因だと思います。

「できる」「できない」を見極めるのは、指導者の大切な視点ではあるけれど、それを人と比べて「できる」「できない」という順番をつけることは、本来、よろこびであったはずの勉強が、競争へとすりかわってしまうのではないでしょうか?

「さくらんぼ学園はだれのためにあるか?」
このことについて、最近、明文化しました。

「さくらんぼ学園は誰のためにあるか?」

「誰かに指示されたり、評価されることなく、自分のやりたいことを自由に追求したい人のために」あります。

子どもたちがやりたいことは、なんでしょう?

実は考えているだけでは、なかなかわかりません。
やってみたいことにてをだしてみる。
そして好きなことをとことんやってみることでしか、育っていかないものがあると思うのです。

もちろん、学校の教科の勉強を通して、それを見つけることもできるでしょう。
でも、社会は学校の勉強では、包み込めないほど大きなものです。
学校では学べないものに溢れています。

自分の好きなことを通して、社会を学んでいく。その学んだことが、学校の勉強にもつながっていくような「学び」があるように思います。

子どもたちが勉強をしていると「おっ、よく勉強しているね!」と褒める人が多いけれど、
子どもたちがずっと遊んでいると、「いつまで遊んでんだ!」と注意することが多いのは不思議です。

好きなことを追求するには、集中力が必要です。
好きなことをしている時の集中力と、
嫌いなことを指定いる時の集中力は、まるで違います。

子どもは(人間は)自分が本当に好きだと思うことをしている時に
一番よく学ぶのかもしれません。

好きなことを思う存分やってみる。
そこで得たものが、新しいことを学んでいく原動力になっていくように思えます。

文責
スタッフ しーもん

 

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生2名

合わせて4名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

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勉強ではなく、「学問」「探求」「研究」を

さくらんぼ学園には、1時間目 国語 2時間目 算数
みたいな時間割はありません。

朝やってくると それぞれに好きなことを
始めます。

マインクラフト をする人 動画を見る人
スプラトゥーン をやる人
本を読む人
数学や化学の勉強をする人
やることは、人それぞれです。

それぞれ別なことをやっているのだけど
それぞれに共通することがあるのかもしれないと思い
それをまとめてみました。

【共通点】

・自分で決めている。
・面白がっている。
・それぞれに工夫をしている。
・とてもよく集中している。
・上達している

国語・算数・理科・社会
いわゆる学校の勉強を嫌がる子どもが
たくさんいます。

どうしてか?
原因の一つは、無理してやらされるからです。

以前訪れたフィンランドの小学校の校長先生が
教育の目的は「やる気を育てることだ」と
述べていましたが、
「やる気」を育てるのは本当に難しいことだと思います。

「やる気」は強制されても出てきません。

また「できる」から「やる気」が出るとも
限りません。

「勉強はできる」けれど
「勉強が嫌い」という
子どもにたくさん会ってきました。

「嫌い」なことは長続きしません。・
一夜漬けの勉強が良い例です。

好みのユーチューバーを見つけると
その分野の吸収がアップするように
好きなことは面白くどんどん学んでいけます。

「やる気」は 好きなことに
エネルギーをぶつける中で
育つように思います。

決して嫌なことを渋々やる中からは
生まれてきません。

きっと学問の世界は
そういう「純粋な好き」があるように思います。

勉強ではなく、「学問」や「探求」「研究」を
始めた時に、学びは加速するように思います。

「勉強しなくて大丈夫ですか?」と
聞かれることがよくありますが

「好きなこと」にぶつかるエネルギーを
大切にしたら良いのではないですか?
と私は思います。

それこそが、学ぶ原動力だと
思うからです。

文責

スタッフ しーもん

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生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生2名

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京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

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「子守」という言葉

桜のシーズンが駆け足で過ぎていきます。
ちょうど今八重桜が風流に美しく散っています。

ラジオを聴いていてとてもいいお話を聞きましたので
今日はこのことを紹介したいと思います。

ゲストは「桜守」として活躍する佐野 藤右衛門さん。
仁和寺を字はじめとする全国の「名桜」を守る活動をしています。

インタビュアーが「桜の世話はどうするんですか」と
いう質問に対して
佐野さんの言葉にとても魅かれました。

「私たちはお世話はしません。
まず、見守るんです。相手を知ることです。
対話が大事です。
相手を知らないでは、お世話はできません」

こんな言葉を朴訥と語っていました。

さくらんぼ学園でも、「相手を知ること」を

とても大事にしています。

子どもたちに
「あれしたら?」
「これやったらいいよ」
みたいな声はかけません。

 

子どもたちはそれぞれに

自由にやりたいことに取り組んでいます。

 

では、スタッフは何をしているのか?

見守るというのとはちょっと違うかもしれないけれど、
相手と共にいることを大事にしています。

話が得意なスタッフもいるように
話が苦手なスタッフもいます。

コミュニケーションは喋ることだけではなく
お互いに理解していくことです。

相手と自分の価値が違っても
同じ時間を過ごしながら、
わかりあいながら
心地よく過ごす。

それがとても大切なことかと
思います。

子どもたちは一人ひとり文化を持っています。
その文化を大事に育つことが
子育ての目的の一つだと思います。

その子の文化を尊重せずに
別な文化を押し付けるのは
ちょっとどうかなと思います。

その子の文化も
あの子の文化も
私の文化もそれぞれが違います。

それを尊重しながら
共に過ごす時間の中で、
お互いの文化が育ち
なおかつ交流できたらいいですね。

さて、スタッフの仕事ですが
相手と共にあること
その中で相手の文化を学ぶこと
そこが出発点のように思います。

「子守」という言葉は
最近あまり聞きませんが

「子守」という言葉
とてもいい言葉だと
しみじみと思いました。

文責 スタッフ
しーもん

 

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生2名

合わせて4名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
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子どもにあった学校を見つけたい

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「今日は何をしようかな?」を考える自由について

2021年度が今日、4月7日から
スタートしました。

今年度も月水金の週に3回の開校になります。

今日は春休みを終えて、新年度の初日ですが、
メンバーは、早速みんなマイペースで過ごしています。

マイクラやスプラトゥーン 、
サッカーゲーム、トライアルズ ライジング
思い思いに好きなゲームを始め、
好きな動画を見て、
おしゃべりを始めました。

朝のミーティングを終えて
スタッフの私が、
「さあて、今日は何しようかな?」と言うと

メンバーの一人が、
「今日、何をやるか考えるのは幸せだ」と
反応がありました。

「そうそう!そうなんだよ」
と思わず、言っていました。

さくらんぼ学園は、学習ノルマは何もありません。
どう過ごすかは、全くの自由です。
それには、当然、いい面もあれば
悪い面もありますね。

いい面に絞って考えると
「自分で今日何をするかを自分で決められる」ことです。

この「自分で決める」と言うのが
とても大事だと思います。

逆に言うと、人に勝手に決められないと
言うことです。

今日何をするか
実は、多くの人はこの自由を行使せずに
人生の大半を過ごしてしまいます。

学校に行けば授業があるし、
休みの日や夏休みにも宿題が追いかけてきます。

もちろん、こうした中でも、
やりたいことを明確に持って、
やりたいことを追求している人はいますが、

学校は、一人ひとりの子どもの実態や気持ちとは
別に、やらなければいけないことを
いつも優先されます。

やるべきことが多すぎて
やりたいことがなかなかできない現状が続くと
やりたいことを先送りしたり
諦めてしまいがちです。

定年をした後に、やりたいことをやろう!と思っても
もはやエネルギーは残っていないかもしれません。

子どもの時に、こうした自分で決める自由を持つことは
大きな意味があるように思います。

学校とは違う、 こうした学び場
居場所があることは
こうした学び方、生き方を
必要とする人には
とても大きな事なことだと思っています。

ここがいいと思って通ってくる人が
今年もいます。
それは
何よりもありがたいことです。

と言うことで
今年度もよろしくお願いします。

文責 スタッフ しーもん

 

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

中学生1名

小学生2名

合わせて4名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市の

子どもたち

今までには、高尾や南大沢

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
子どもにあった学校を見つけたい

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レゴブロックで銃を作ったよ(家庭で製作)

最近、スクールに通うHくんが

家で作ってきたレゴの作品を持ってきました。

この「銃」は、ゴムをかけて打つと

かなり威力のあります。

 

以前は割り箸で作っていましたが、

さらに威力のあるのを作ろうと

レゴをつかって半日がかりで作ったそうです。

 

スクールでは何をするかは

自分で決めているので

同じように、家でも何をするかを

自分で決めて、好きなことに取り組んだようです。

私がすごいなあーと思うのは

設計図とかではなく

自分の感覚で作ることです。

そういうのが好きなのでしょうね。

こちらが全パーツ

こんないっぱい部品があるんですねー

作り方の手順はこちら(全部で80枚の写真があります)

 

まずは先っぽ(銃口)

 

 

 

 

 

 

ここから仕組み編

 

ここからは「取っ手」の部分

 

 

 

これで完成!

 

 

ちょっとここで製作者の

Hくんにインタビューをしてみます

 

Q どうして作ろうと思ったのですか?

 

H: それは覚えていない。暇だからかな。

 

Q  作るのはどれくらいかかりましたか?

H: えーと、結構、1日、いや半日くらいかなあ

 

Q  出来栄えはどうですか

H: よくできたと思う。

 

Q  どんなところが難しかったですか?

仕組み(引き金を2こ作るところ)が難しかった。

 

Q  家で暇な時は何をしていますか?

ゲームしたりしている。

 

さくらんぼ学園の開校日は

毎週月曜日、水曜日、金曜日の

週3日です。

 

この開校日数ですが、それを決めているのは

子どもたちです。

週に何回学校を開くかも子供たちが決めているんですね。

(ちなみに、木曜などに計画をして

遠足に行くこともあります。)

 

では、火曜日や木曜日は

どのように過ごしているのでしょうか?

 

実はスタッフの私も

実際のところは知りません。

  

今回、改めて、家での過ごし方も

少し知ることができて興味深く思いました。

 

東京八王子・多摩ニュータウンのデモクラティックスクール。

(フリースクール全国ネットワークにも加入しています)

生徒数は

高校生1名

小学生3名

合わせて4名の小さな学校です。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市、町田市の

子どもたち

今までには、

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
子どもにあった学校を見つけたい

こんな教育だったら

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風船ガムの練習はいつするのか?

「ああ、今日はよく風船ガムの練習ができたなあ」
満足そうにある生徒が口にしました。

それを聞いて
スタッフの私は
なぜか嬉しくなります。

風船ガムが楽しくて
熱中した時が
確かに私にもありました。

よく考えてみると、
こうした裏文化と呼ばれるようなものは
一体、いつ、どこで覚えていくのでしょう?

学校でも生活科で
お手玉や、けん玉を体験する時間はあります。

そういう意味で
お手玉やけん玉、竹馬、こま回しなどは
王道ですが
それに比べると
風船ガムは、なんだかちょっと
日陰の存在です。

なんでだろう?
素朴さが足りないのかな?

何はともあれ
「ああ、よく風船ガムを練習したなあ」
という満足感は
子どもの心に大切な種を
播いているように思います。
ちなみに、私が
「よく〜〜したな〜!」と
思い出に残っているのは、

いっぱい雪遊びをしたなあとか
たくさん草野球したなあとか
そうした場面です。

習字の練習が面白くて
ずっと書いていたのも懐かしいです。

そこに共通しているのは
やらされているのではなく
自分で選んでやっていることです。

「ああ、よく勉強したなあ」
という満足感も

「ああ、よく風船ガムを膨らませたなあ」
という満足感も

自分で楽しさを追求して
やっている時にしか
味わえないものだと私は思います。

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先日ラジオを聴いていて
ミュージシャンの
細野忠臣さんが言っていました。

「技術や知識は
教えることができるけれど
『楽しさ』は教えることができない。

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ということは
楽しむことこそが
人間の1番の才能かもしれません。

何かを楽しむことが人生を
幸せに生きる根本かもしれません。

風船ガムを通して
そんなことを考えた
私の秋の1日でした。

文責
スタッフ しーもん

東京八王子・多摩ニュータウンのフリースクール。

生徒数は

高校生1名

小学生2名

合わせて3名の小さなフリースクールです。

京王線の「京王堀之内」
小田急線の「唐木田」
から徒歩15分です。

(多摩モノレールの「多摩センター」や
「南大沢」からも徒歩30分です。)

今通っているのは

八王子市、多摩市の

子どもたち

今までには、

神奈川県相模原市、

武蔵大和市、日野市、町田市、府中市など

広い範囲から通ってきていました。

 

この学校の特徴は、
大人が勝手に 何かを

子ども達に押し付けることはしません。

みんなが対等に
意見を出し合って全てのことを決めている

アメリカのサドベリースクールをモデルに
2014年に誕生した
学校です(デモクラティクスクール)

入学は4歳から19歳まで。
子どもにあった学校を見つけたい

こんな教育だったら

体験したい!

いいなーと思ったら

気軽にお問い合わせください